読み取りトラブルの例

QRコードは規格に準拠したものを鮮明に表示することによって、安定した読み取りが可能になります。よって、規格はずれや不鮮明なQRコードはスキャナや携帯電話の種類によっては読み取りができない場合があります。
また規格に準拠していないものについては、QRコードと呼ぶことはできません。

読み取りトラブルの原因となるQRコードの例について、説明します。

セルが歪んだQRコード

QRコードを、画像加工ツールなどで拡大・縮小すると、一つ一つのセルが歪んだものになってしまいます。
外見上はQRコードのように見えますが、読み取りにくい、あるいは、読み取りできません。

周囲に文字や絵が表示されているQRコード

QRコードの周囲に、文字や絵を配置すると、マージン(余白)を確保することができません。
このようなコードは、読み取りにくい、あるいは、読み取りできません。

文字や絵などのシンボルが重なっているQRコード

QRコードと重複するエリアに、文字や絵などのシンボルを配置す ると、明暗のコントラストが不鮮明になります。
このようなコードは、読み取りにくい、あるいは、読み取りできません。