QRコードの情報量とバージョン

上級者向け

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QRコードのバージョン(種類)は、1から40まで設定されており、それぞれのバージョン毎にセル構成(セル数)が決められています。(セルとは、QRコードを構成している四角い黒白の点のことです。)
「セル構成」とは、コード中のセルの数です。バージョン 1(21セル×21セル)から始まり、縦横それぞれ4セルずつ増えていき、バージョン 40(177セル×177セル)まで設定されています。

QRコードの各バージョンは、データ量・文字種、また誤り訂正レベルに対応した最大入力文字数が設定されています。つまりデータ量が増えると、QRコードを構成するセルがたくさん必要になり、QRコードが大きくなっていきます。

バージョン一覧

1-10
11-20
21-30
31-40

バージョンを決定するには?

例えば、入力したいデータが数字100桁として以下の手順で決定していきます。

1、入力データの種類を「数字」と設定。
2、誤り訂正レベルを「L」「M」「Q」「H」の中から決定。(仮にここでは「M」とします)
3、以下の表から、数字が100以上かつ100に近いものと、誤り訂正レベル「M」が交差したところが最適バージョンです。

ここではバージョン3(セル数29×29)が最適バージョンです。  関連ページ:誤り訂正機能について

文字が混合しているときは?