FAQ

QRコードについて

QRコードの"QR"は何の略ですか?
QRコードの"QR"は、"Quick Response"(クイックレスポンス)に由来しています。
素早い読み取りを目指して開発された事から、このように命名しています。
正式名称は"QRコード"であり、決して"Quick Responseコード"の略ではありません。
QRコードはどんなところで使われているのですか?
生産・物流・販売などの様々なシステムで活用されています。身近な例では、文庫本の背表紙や、レンタルビデオのケース、回転すしの皿にQRコードが印字されている例もあります。
マイクロQRコードの仕様は公開されていないのですか?
2004年11月に、JIS(JIS X 0510)に制定されましたので、仕様は公開されております。
QRコードはどうやって作れば良いのですか?
印刷装置で印字します。
現在、様々な印刷装置でQRコード印字の対応をいただいております。また、WindowsソフトでQRコードを作成するツールを用意しておりますので、Windows対応のプリンタでは簡単に印刷できます。

詳細につきましては、QRコードを生成するをご参照ください。
QRコードの最小サイズ/最大サイズは?
QRコードのサイズは、セルサイズ、バージョンによって決まります。
セルサイズは、QRコードを形成するセル(QRコードを構成する最小単位の四角い領域)の大きさです。
どれだけ小さくセルを印字できるかは、お使いのプリンタによって異なりますが、一般的なレーザプリンタの場合で、1セルあたり0.17mm程度が最小セルサイズとなります。
また、バージョンは、1~40まで設定されており、それぞれのバージョンによって、セル数が決まります。一番小さいバージョン1では、21セル×21セルとなります。
以上のように考えると、QRコードの最小サイズは、0.17mm×21セルで、3.57mm程度ということになります。
一方、最大サイズについては、セルサイズを大きくすればするほど、大きく印字できますので、特に制限はありません。ただし、あまり大きくしてしまうと、スキャナで読み取りできなくなりますので注意してください。

詳細につきましては、セルの大きさを設定するためのポイントをご参照ください。
画像や音声をデータとして入れることができますか?
QRコードは、バイナリデータの格納が可能であり、画像や音声もバイナリデータとして格納することが可能です。
しかし一つのQRコードに格納できる容量は最大で3KB弱(バージョン40、誤り訂正レベルL)です。
3KBで表現できる画像や音声は非常に限られたものとなってしまいます。また携帯電話での読み取りを想定した場合、メーカ・機種によりますが、データ量としては271バイト程度(バージョン10、誤り訂正レベルL)となります。 携帯電話での読み取りにおいては、事実上、画像や音声を直接QRコードに格納することはできないと考えていただいたほうが妥当です。
文字種が混在した場合のバージョンの決定方法はどうすればよいですか?
文字種が混在した場合のバージョン決定方法についてはQRコードの情報量とバージョン内「文字種が混在しているときは?」をご参照ください。
データ量が変動しても、QRコードのサイズを固定することはできますか?
QRコードのバージョンを固定することができるかは、QRコードを作成するソフトウェアや、QRコード対応プリンタの機能に依存します。
デンソーウェーブのQRコード生成ソフトQRmaker Ad/QRdraw Adでは、QRコードのバージョンを固定する機能があります。
QRコードのバージョンを固定してしまうと、格納するデータが固定したバージョンで格納できるデータ量を超えた場合にエラーとなり、QRコードを生成することができませんので注意が必要です。
QRコードの本来の仕様は、データ量に応じてバージョンが変化するものですので、この仕様に従ってご利用いただくことを推奨いたします。
QRコードに中国語や韓国語を入れることはできますか?
できます。どのような文字コードセットのデータでも、バイナリデータとして格納することができます。生成されたQRコードを読み取る場合は、読み取り側も同じ文字コードセットとして処理することで、正しく中国語、韓国語の文字として認識することができます。
例えば、GB2312のコード体系でデータが格納されているQRコードを読み取る場合は、読み取り側がそのデータをGB2312のコード体系として処理することになります。

なお、QRコードは、中国語の簡体字と繁体字、ハングル語に関しては、13ビット圧縮モードで格納できますので、バイナリデータとして格納するより効率的に(小さく)QRコードを生成できます。
(GB2312を13ビット圧縮するQRコードは中国の国家規格コードとなっています)
ただし、これらの13ビット圧縮モードのQRコードは、デンソーウェーブのQRスキャナでは読み取りできますが、携帯電話等では読み取りできない場合がありますので、注意してください。
色を付けたりイラストを入れるような使い方をしても問題ありませんか?
QRコードにイラストを重ねたり、デザインをのせて変形してしまうと、ちょっとした汚れや欠けでも読み取り出来なくなったり、読み取りの反応が悪くなってしまうことがありますので推奨しておりません。安定した読み取りという面から、JIS、ISOの規格で制定されている内容に従ってご利用いただくことを推奨しております。
また、QRコードにイラストを重ねたりデザインを乗せるということは、QRコードの規格から外れ「QRコードではないもの」となってしまう可能性がございます。デンソーウェーブは、JIS、ISOの規格に沿ったQRコードに限っては特許権を行使しませんが、規格を逸脱したQRコードについてはこの限りではございませんので、特許権を行使させていただくこともございます。

なおイラストやデザインを施すような使い方をご希望の場合は、デンソーウェーブのフレームQR®をご利用ください。
QRコードを海外で使用することはできますか?
できます。
また知的財産権につきましては、「QRコードの知的財産権について」のFAQをご覧ください。

QRコードの知的財産権について

QRコードを利用するにはどのような手順がありますか?申請が必要ですか?
QRコードの利用に関して、特に申請は必要ありません。
JIS/ISOの規格に従ってご利用いただければ、自由にお使いいただけます。
QRコードの使用料は必要ですか?
JIS規格やISO規格に制定されているQRコードの使用に対するライセンス等は必要なく、誰でもご自由にお使い頂けます。
なお、「QRコード」という名称は、デンソーウェーブの登録商標です。出版物やホームページなどに、「QRコード」という言葉を使用される場合、「QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です」という一文(以下、登録商標文)を記載いただくことを推奨しております。
登録商標は「QRコード」という名称のみであり、QRコードパターン(イメージ)は登録商標ではありません。
QRコードを商用利用する場合は使用料が必要ですか?
「QRコードの使用料は必要ですか?」のFAQと同様で、必要ありません。
また、ライセンス契約等も不要です。
名刺にQRコードを入れたいのですが、登録商標文は必要ですか?
名刺など、QRコードイメージのみ使用している場合は、登録商標文を記載する必要はありません。
登録商標文は、どこに掲示すれば良いでしょうか?
該当媒体中のいずれかのスペースで結構です。
冊子であれば、該当ページ内への掲載が無理であれば、最終ページ等、別ページへの掲載でも問題ありません。
ポスター、チケット等は、デザインに影響を与えないエリアに表記していただければ結構です。
Webの場合は、Webページのいずれかのページに表記下さい。
「QRコード」という言葉を使って商品名を付けることは可能ですか?
「QRコード○○」「QR××」というような商品・サービス名をつけていただくことは自由です。
ただし、誤解やトラブルを避けるため「QRコード」または「QR Code」を含む場合は、®マーク又は登録商標文の記載を推奨いたします。

QRコードスキャナ・生成ソフトについて

QRコードスキャナはどのタイプを使えばいいのですか?
用途に合わせてお使い下さい。
デンソーウェーブでは様々なタイプの読み取り装置をそろえております。 使い方によって適切なタイプを提案しております。
QRコードスキャナを使うとき、どのようなプログラムが必要ですか?
QRコードスキャナは、パソコンとRS-232Cで接続します。
従ってパソコンには、このデータを取込むプログラムが必要となります。
プログラムは、お客様自身で作成されるか、市販のソフトウェアを購入してお使い下さい。デンソーウェーブが無償配布している「キーボードインタフェースソフトウェア」をご利用いただくこともできます。
キーボードインターフェースタイプのQRコードスキャナはありますか?
キーボードインターフェースタイプはございません。
デンソーウェーブが配布している「キーボードインタフェースソフトウェア」を使用すれば、RS-232Cをキーボード信号に変換する事ができます。
また、市販されている「キーボードウェッジソフト」も利用できますので、これらと組合せて使用することができます。
QRコード生成ソフトで、携帯電話用のQRコードは作れますか?
はい、デンソーウェーブでラインナップしているQRコード生成ソフトで、QRコード読み取り機能付き携帯電話に対応したQRコードを生成する事が可能です。
その仕組みは、QRコード化するデータに携帯電話が解釈できる命令を含ませて生成するというものです。
例えば、URLを表示するだけで良いのであれば、デンソーウェーブQRコード生成ソフトに、

http://www.denso-wave.com

というアドレスをそのまま入力して、QRコード化します。この場合、ドコモ、ソフトバンク、auいずれの携帯電話ともにサイトへリンクさせる事ができます。
他にも、携帯電話のメールを作成したり、URLをブックマークしたり、アドレス帳に記憶させるなどの命令があるようですが、ドコモとソフトバンクでは命令が異なりますので、ドコモ用の命令が含まれたQRコードをソフトバンクの携帯電話で読み取っても、正しく動作しません。(データは読み取れますので、画面には表示されます。) auの携帯電話は、ドコモ、ソフトバンクの両方の命令に対応しているようです。
携帯電話が解釈できる命令については、各キャリアにお問い合わせください。
QRコードは、同じデータであれば、同じパターンで生成されますか?
同じデータであっても、生成ソフトウェアが異なると、パターンが異なる場合があります。
主な原因は、QRコード内部の表現(数字モード、英数モード等)で、これが異なると出来上がるパターンは違います。
QRコードは、文字データを以下の4種類のモードに分けて格納しています。
(詳細はQRdraw Adのユーザーズマニュアルで、2次元コード概略仕様 - QRコードをご参照ください)

数字モード:0~9の10個
英数字モード:0~9の10個、A~Zの26個および、9個の記号(スペース、$、%、*、+、-、.、/、:)
漢字モード:シフトJISの 8140h~9FFChおよびE040h~EAA4h
8bitバイト(バイナリ)モード:00h~FFh

QRコード化するときに、内部表現でどのモードを使うかは、ユーザ(QRコード生成)側が自由に選べます。
例えば、数字データを数字モードで表現するのではなく、英数字モードで表現しても規格上は問題のないQRコードです。
試用版ソフトで作成したQRコードを公開しても良いですか?
試用版ソフトで作成したQRコードを公開する場合、注意が必要です。
試用版ソフトは入力されたデータとは異なる内容でQRコードを生成します。バーコードと異なり、見ただけではどのようなデータが入っているかは分からないためそのまま公開すると、期待したデータとは違うものが読み取られトラブルの元となります。
QRコードの一例として公開する(つまり読み取りが目的ではない)というような使い方であれば問題はございませんが、あくまでも、動作確認用としてご利用くださいますようお願いします。

携帯電話での読み取りについて

携帯電話での読み取りについて
携帯電話でのQRコードの読み取りはカメラの性能に左右される事が多いため、携帯電話カメラでの読み取りに関するお問い合わせにつきましてはデンソーウェーブではお答えしかねる場合がございます。
カメラの読み取り性能につきましては、各キャリアまたは携帯電話メーカーにご確認くださいますようお願いします。

<携帯電話・PHS会社 ウェブサイト>
NTTdocomo : http://www.nttdocomo.co.jp
SoftBank : http://www.softbank.jp
au by KDDI : http://www.au.kddi.com
イー・モバイル : http://www.emobile.jp
WILLCOM : http://www.willcom-inc.com

QRコードの印刷について

QRコードの大きさは?
QRコードの大きさはセルのサイズとバージョンで決まります。セルとは、QRコードを構成する黒と白の四角い点の事です。バージョンはデータの量によって決まるもので、バージョン1のQRコードは一辺が21個のセルで構成されています。
バージョンが1つ上がるたびにQRコードを構成する1辺のセルが4つ増え、バージョン40まであります。
例えば、バージョン2のQRコードは25×25個セルで構成されていますので、 1つのセルを0.5mm とすると、12.5mm 角(運用時は、この周りに4セル分の空白が必要です)のQRコードとなります。

詳細につきましては、コード領域(大きさ)を確定するためのポイントをご参照ください。
どれくらい小さく印字できますか?
QRコードを印刷するプリンタの性能と、印刷されたQRコードを読み取るQRコードリーダの性能に依存します。
QRコードの大きさは、セルサイズとバージョンによって決まります。(→ QRコードの情報量とバージョン
従って、セルサイズをどんどん小さくしていけば、QRコードはどこまでも小さくすることができます。
しかしそのためには、大変精度の高いプリンタやレーザーマーカーが必要となってきます。また、せっかく小さく印字してもQRコードリーダの読み取り分解能がその小さなQRコードを読み取ることができる性能がなければ、印字しても意味がありません。
現在のプリンタの性能、QRコードリーダの性能から、1セル0.03mmの印刷事例が最小となっております。

詳細につきましては、セルの大きさを設定するためのポイントコード領域(大きさ)を確定するためのポイントをご参照ください。
グラビア印刷、インクジェットプリンタでの印刷は可能ですか?
QRコードを印刷する方法として、印刷方式は問いません。 グラビア印刷、オフセット印刷などいずれの方法でも印刷可能です。
QRコードを白黒以外の色(赤、青など)で印刷しても問題ないですか?
色の組み合わせによっては、読み取り可能な場合があります。
QRコードスキャナは赤色光の照明によりQRコードを捉えるため、背景も印字色も赤い光を反射(または吸収)してしまう組み合わせの場合、QRコードを認識できなくなり、読み取りする事ができません。
逆に、背景が赤色を反射し、印字色が赤色を吸収する組み合わせであれば、読み取り可能です。
例えば、白い背景に赤や、緑の背景に青などは読み取りすることができませんが、白や黄色などの背景に青や緑で印字した場合は読み取り可能な場合があります。
ただし、色の濃さなども影響するため、実運用される前に十分な評価が必要です。
基本は白の背景に黒で印刷して下さい。
携帯電話のカメラで読み取る事を想定している場合は、各キャリアまたは携帯電話メーカにご確認くださいますようお願いします。
透明の袋にQRコードを印刷して読み取りができますか?
印刷された条件にもよりますが、読み取りはかなり困難になると考えます。
QRコードは、白と黒の光の反射の差によって読み取りを行ないます。透明な下地にQRコードを印刷した場合、白にあたる部分が透明となってしまい十分な光の反射を得られないことになります。
またビニール製品などは光が当たると反射して光ってしまい、読み取りの妨げになる場合があります。
さらに袋の場合、QRコードがゆがんだ状態となっていることが多く、読み取りを困難にします。
少しでも読み取りを良くするためにはQRコードの黒い部分だけでなく、白い下地も印刷するか、QRコードを印刷した紙ラベルを貼ってください。読み取りする時はできるだけQRコードがゆがまないように、袋を伸ばして読み取らせてください。